未解決事件には、いわゆる懸賞金がかかっているものもあります。これは2007年4月1日から、警察庁によって設けられた懸賞広告制度のこと。
捜査特別報奨金制度といい、別名で公的懸賞金制度や、公費懸賞金制度とも呼ばれています。
重要凶悪犯罪などの被疑者を検挙するため、広く国民から情報提供をしてもらうための制度。
情報提供者に対しては、被疑者の検挙や事件の解決など、寄与の度合いに応じ報奨金の上限額内で支払われます。
オウム真理教の菊地直子容疑者(当時40歳)の突然の逮捕劇では、彼女にかかる高額懸賞金にも関心が集まりました。
今でも1年間の延長が続けられている、未解決事件も多くあります。女子高生ら3人が射殺された、八王子市のスーパー「ナンペイ大和田店」の強盗殺人事件。1996年7月、群馬県太田市にあるパチンコ店で、横山ゆかりちゃん(当時4歳)が行方不明になった事件。
2003年5月、大阪府の熊取町で当時小学4年生だった吉川友梨ちゃんが行方不明となった事件。2009年11月、新潟市において男性のタクシー運転手が刺殺された強盗殺人事件など、なんども延長を繰り返しています。
特にナンペイ事件とゆかりちゃん事件については、民間団体による私的懸賞金300万円もあります。
犯人が捕まって欲しいものですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿