未解決事件の牛久(うしく)で知られているのが、通称「牛久市少年リンチ強盗致死事件」と呼ばれるものです。
事件が発生したのは2000年の5月4日のこと。茨城県の牛久市中央3丁目あったスーパーの駐車場でのことでした。
交際していた女性と一緒に来ていた少年が、4人組の男に突然襲われ非常階段に連れ込まれたものです。
所持金数千円を奪われた上、およそ30分にも渡り無抵抗の状態で暴行を受け続けました。
殴られた少年は顔も倍に腫れ上がるほどで、意識不明となり5月13日に亡くなっています。
4人組の男達は現在でも逮捕されてはいません。情報提供を茨城県警は呼び掛けていますが不可解な点も浮上しています。
事件を目撃した女性がいますが、犯人と思われる人物が写った防犯ビデオを警察に見せられ、似顔絵を作成しています。
ただ犯人集団の中に未成年の少年がいる可能性がある。そんな不思議な警察の意向で、4年間この似顔絵は非公開でした。
さらに目撃者女性に某中学の卒業アルバムを見せて確認。犯人グループの中の1人を女性が特定していますが、捜査の進展はまったくありませんでした。
事件も風化しそうになった頃、交際中の女性が男から事件を打ち明けられていることをテレビ番組が確認しています。
テレビ局は少年を特定し、警察へ通報するも捜査進展はありません。
都心の通勤圏である牛久市の一画は、警察関係者が数多く住む街としても知られています。
地元の人たちから「警察村」と呼ばれているここと、何か関係あるのでしょうか?
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