2020年8月20日木曜日

未解決事件の中で尼崎事件は、家族乗っ取りマインドコントロール事件

 未解決事件のなかで尼崎事件も有名なものの一つ。事件の首謀者とされる角田美代子は、兵庫県の尼崎市で少なく見積もって25年以上もの間、血縁関係のない人を集め共同生活を営んでいました。

1987年から角田美代子の周りでは、いくつもの失踪事件不審死が続々と発生。しかし事件が表沙汰になることはありませんでした。

2011年11月のこと。角田らに監禁されていた40代の女性が、監禁状態から抜け出して警察に駆け込みました。傷害容疑で角田らは逮捕されましたが、その40代女性の母親の死亡事件が露見。捜査が進められました。

2012年10月に別件逮捕されていた、加担した者が全面自供。一連の事件が明るみになりました。





ところが主犯の角田美代子は、事件についてほとんど語らないまま、兵庫県警本部の留置所で2012年12月12日に自殺。事件の真相解明は困難な状況に陥ります。

加担した者の供述をもとに、事件捜査を続けた兵庫県警を中心とする合同捜査本部は捜査を事実上終結させます。その警察の捜査によれば、死に追いやられたのは少なくとも8名

大量殺人事件の中でも、逮捕と書類送検者人数が17名と多く、その中に被害者の姉妹や子供といった親族が含まれるのが大きな特徴

特筆すべき事象として、些細な弱みにつけ込み威圧的に家族を支配する、家族乗っ取りマインドコントロール事件です。

怖い事件ですね。





2020年8月16日日曜日

未解決事件 ネットの力

 未解決事件にはネットの力も大きく関わっています。ここではインターネットサイトやSNSにより、解決された犯罪をいくつか見てみましょう。

最初は米国のアブラハム・シェイクスピア殺人事件。2006年のこと。アブラハム・シェイクスピアという名前の男が宝くじに当選。彼は財産管理のため、フィナンシャルプランナーのディーディー・ムーアという女性を雇います。

2009年になると、我が物に資産をしようと、ムーアはシェイクスピアを殺害。コンクリートの下に、遺体が埋められました。

投書から警察はムーアを疑っていましたが、物的な証拠に乏しく、逮捕まで辿り着けませんでした。 




警察が手詰まりなのを知って、犯罪捜査の掲示板サイト「ウェブスルース」が、捜査に乗り出しました。ここは無数の素人探偵が集まり、犯罪の情報が細かく寄せられるサイト。

これに危機感を抱いたムーアは、自分のアカウント作成、証拠発見というユーザーに対して妨害工作を試みます。

ところが、逆にユーザーによりIPアドレスが判明し、警察に通報されました。またムーアが犯人だという証拠も、多く提供されました。こうした結果、彼女は殺人罪で有罪となります。

今の世の中、悪いことはできないものですね。





2020年8月13日木曜日

未解決事件 徳島

 未解決事件徳島に於いても起こっています。それが1999年に発生した、徳島自衛官変死事件

広島県にある海上自衛隊第1術科学校勤務の自衛官(当時33歳)が、徳島県の実家に帰省中、行方不明となり2日後に遺体で発見されたもの。

行方不明になる前は、交際相手の女性とドライブをしていました。交際相手を自宅に送った後、行方が分からなくなっていました。

徳島県警は路上にある自衛官の車を見つけていましたが、実家に連絡しただけだったようです。結局、橋を超えての飛び降り自殺と警察は断定。捜査は打ち切りとなっています。





しかし、マスコミや遺族の調査により不審な点を発見、翌年に殺人事件として遺族は県警に捜査申し入れを行いました。

その後、徳島県警は2回に渡る再捜査を行いましたが、自衛官が誰かによって殺害された形跡はないと再断定しています。

しかし、この事件にはいくつもの疑問点がでています。自衛官の車が止まっていた位置から、橋までの間に足跡がなかったこと。

遺体の発見場所は自衛官が飛び降りた橋から4m以上も離れていて、これほど遠くに飛ぶ可能性が低いこと。橋には高さ85cmの欄干があり、自衛官の指紋は発見されていないなど。遺族はその後も、調査し続けています。

本当はどうだったんでしょうね。







2020年8月10日月曜日

未解決事件 北関東

 未解決事件北関東にも有名なものがあります。それが1998年に群馬県の前橋市で起こった、赤城神社主婦失踪事件

江戸時代にあった、神隠しそのままともいえる事件です。千葉県在住の主婦、志塚法子(当時48歳)さんは、夫と義理の母、叔父と叔母、娘と孫の7人で神社を参拝のため訪れていました。

その日はあいにくの雨。神社への参拝は夫と叔父だけが行くことになりました。法子さんら残った5人は、車の中で待機していました。

しばらくして法子さんも、参拝にいくと言いだします。101円の賽銭代だけを持ち、2人の後を追いかけるように神社の方へと向かっていきました。

法子さんが車を出たすぐ後、子どもをあやすため娘が車外に出ました。その時、法子さんの姿を目撃しています。





法子さんは参道方向へと向かわず、駐車場から神社へと続いた林道の中にいたといいます。娘によるこの目撃最後に、法子さんは姿を忽然と消しました。そのまま家族の元へは、戻って来ていません。

家族は付近を捜し回りましたが、見つけることはできず警察に通報。地元の消防団も含め大規模な捜索が、10日間に渡って行われました。現在も法子さんは見つかっておらず、いまだにその真相は分からないまま。

この未解決事件は、まさに古来からある神隠しですね。






2020年8月7日金曜日

未解決事件 名古屋

 未解決事件名古屋でも起こっています。2001年9月1日に起きた、「名古屋ホストクラブ経営者拉致殺害事件」。

名古屋市中区の路上で発生したもので、ヘルメットや作業着などで工事作業員変装した集団が、帰宅の途上にあった風俗店経営者男性(当時54歳)を銃撃したもの。

現場付近のマンションにいた知人女性が、事件に気づき助けを大声で求めました。この女性も銃撃され、首を一発が貫通し負傷しています。

犯人たちは銃撃を数発受け倒れた男性を、無理やり車のトランクに押し込め、2台に別れて逃走しました。



その後、拉致された経営者男性は、トランクの中で死亡していたとみられます。男性の遺体はドラム缶でコンクリート詰めされ、滋賀県の彦根市の川に沈められていました。

メンバーの1人が現場に落とした携帯電話から、犯行グループは身元が割り出され逮捕されています。指揮をしていたのが主犯格の、元山口組系暴力団員。そのほか人材派遣業の男性と無職の女性が捕まっています。

この加害者の男と被害者男性は金銭トラブルがあり、以前にも集団に襲われて警察沙汰になっていました。

ただ実行犯と思われる日系ブラジル人男性数名は、いまだに捕まっていない未解決事件です。

外国人が絡むと難しいですね。





2020年8月3日月曜日

未解決事件 親が犯人

未解決事件親が犯人とされることもよくある話です。2019年7月のこと。愛知県美浜町で起きた7歳の女の子殺人未遂事件

小学2年の留守番をしていた女の子(当時7歳)が、何者かによって頭を殴られ、一時意識不明となった事件です。

母親の話によると、家に帰宅した際「ただいま」という声に返事がありません。声をかけながら2階に上がったところ、足元に血を流して倒れていました。

この想像を絶する状況に、女の子の母親は当初の通報で、椅子から子どもが転落したといいます。これが後に大きな誤解を生んでしまいます。







警察の捜査により、女の子は鈍器のようなもので殴られたことが判明。母親を犯人扱いする声が相次ぎました。これに母親は、娘が生きるか死ぬかの瀬戸際に、さすがに堪えたと言っています。まさかの二重被害

その後、現場に残されていた、家族と違うサイズの足跡から犯人捜索が始まりました。しかしながら解決には至っていません。

女の子は現在回復し、いつも通りの日常生活をしています。TVの取材に答えて女の子の両親は、我が子の頭を陥没骨折するほど殴られ、怒り狂わない親はないと語っています。

何とか捕まって欲しいものですね。








未解決事件の中で尼崎事件は、家族乗っ取りマインドコントロール事件

  未解決事件 のなかで 尼崎事件 も有名なものの一つ。事件の首謀者とされる 角田美代子 は、兵庫県の尼崎市で少なく見積もって25年以上もの間、血縁関係のない人を集め共同生活を営んでいました。 1987年 から角田美代子の周りでは、いくつもの 失踪事件 や 不審死 が続々と発生。...